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走行距離557kmに延長…ベンツ日本が投入、SUV型EVに新型

メルセデス・ベンツ日本(千葉市美浜区、上野金太郎社長)は、最大7人の乗車が可能な電気自動車(EV)の小型スポーツ多目的車(SUV)の新型「EQB」を発売した。前輪駆動の「EQB 250+=写真」と4輪駆動の「同 350 4MATIC」の2モデルを用意した。消費税込みの希望小売価格は250+が811万円、350 4MATICが899万円。

リチウムイオン電池(LiB)の容量を250+では従来の66・5キロワット時から70・5キロワット時に変更。1充電走行距離(WLTCモード)は520キロメートルから557キロメートルに延びた。

洗練された都市型SUVらしくフロントバンパーやホイールなどのデザインを刷新した。内装では新世代のステアリングホイールを採用し、インストルメントクラスター内の各種設定などを握ったままタッチ操作して完結できる。

またオプションでステアリングを素早く温めるヒーターなどを追加し快適性を高めた。

日刊工業新聞 2024年6月20日

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