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ベンツ日本が投入、小回りがきく新型EV「EQA」の性能

メルセデス・ベンツ日本(千葉市美浜区、上野金太郎社長)は11日、電気自動車(EV)の新型「EQA=写真」を発売したと発表した。容量70・5キロワット時の高電圧バッテリーに変更し、充電1回当たりの走行距離を591キロメートル(WLTCモード)に伸長した。消費税込みの希望小売価格は771万円。

全長4465ミリ×全幅1835ミリ×全高1610ミリメートル。日本の道路環境でも取り回しのしやすいサイズで、スポーツ多目的車(SUV)として日常の使い勝手の良さも備える。最高出力190馬力、最大トルク385ニュートンメートル。

車体へのモーターの搭載方法を工夫。モーターからの振動や騒音が車内に伝わりにくくすることで静粛性を高めた。6・0キロワットまでの交流普通充電と、100キロワットまでの直流急速充電(CHAdeMO規格)に対応する。

車外に電力を供給する機能も搭載した。停電時などに家庭に電気を送る予備電源として活用できる。

日刊工業新聞 2024年04月12日

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