スズキがインド投入、新型「スイフト」に備えた機能
スズキはインド子会社のマルチ・スズキ・インディア(ニューデリー)を通じ、同国で小型車「スイフト=写真」の新型車を発売した。高い環境性能と動力性能を兼ね備えた新たな「Zシリーズエンジン」を搭載。軽量で剛性に優れたプラットフォーム(車台)を採用し、高い走行性能と乗り心地を両立した。
新型スイフトはマルチ・スズキ子会社のスズキ・モーター・グジャラート(SMG、グジャラート州)で生産する。躍動感あるスポーティーなデザインが特徴。全グレードに6エアバッグ、車両走行安定補助システム「ESP」、坂道で円滑な発進を補助する「ヒルホールドコントロール」などを標準装備し、安全性能を高めた。
スイフトは2005年にインドで生産、販売を開始して以来、主に若者世代から好評を得ている。同国での累計販売台数は24年3月までで297万台。さまざまな賞を受賞するなどマルチ・スズキの主力モデルの一つ
日刊工業新聞 2024年5月15日