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最大積載量は1万kg超…浜名ワークスが開発、農機・小型建機も積載できるキャリアカーの実力

最大積載量は1万kg超…浜名ワークスが開発、農機・小型建機も積載できるキャリアカーの実力

新たに設計し乗用車だけでなく農機や建機も積載できるようにしたキャリアトレーラー

浜名ワークス(浜松市浜名区、田村元社長)は、乗用車のほか農業機械や小型建設機械も積載できるキャリアトレーラー(キャリアカー)を開発した。運転者の人手不足が懸念される物流の「2024年問題」を念頭に、1台で多様な積載物に対応したキャリアトレーラーの販売を通じて、車両と運転手の稼働率向上につながる利点を顧客に提案する。ユーザーでの試験運用の結果を踏まえ、25年中の発売を目指す。

浜名ワークスによると、乗用車だけでなく農機や建機も積載可能なキャリアトレーラーは業界初とみられる。積載重量の増加に対応するため、フレームの強化やタイヤの複輪化などの対策を施した。

陸送会社は乗用車以外にも農機や小型建機を輸送することがある。その場合、従来は種類ごとに専用の輸送車両を用意していた。新開発のキャリアトレーラーは「往路は乗用車、復路は農機」といったように、積載物を変更して1台で柔軟に運用できる。組み合わせによっては混載も可能だ。

最大積載量は同社の同クラス製品比2000キログラム程度増の1万700キログラム。けん引車との連結部からトレーラーのタイヤまでの間のスペースに2台の軽自動車を搭載できる。

最大積載量を増やしたことで、大容量電池の搭載により車両重量が増加傾向にあるハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV)を輸送しやすくなる効果も見込む。

同キャリアトレーラーは9―11日にパシフィコ横浜(横浜市西区)で開かれるトラックの展示会「ジャパントラックショー2024」に出展する。同展示会では、秘匿車専用の運搬車両を一般的なウイング車のように用いる使い方も提示する。


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日刊工業新聞 2024年5月8日

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