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長距離飛行・長時間滞空できる固定翼型ドローンで港湾点検実証

エアロセンス(東京都北区、佐部浩太郎社長)は、NTTイードローンテクノロジー(埼玉県朝霞市)、Red Dot Drone Japan(大阪市住之江区)と共同で、国土交通省の「中小企業イノベーション創出推進事業」に飛行ロボット(ドローン)を活用した港湾施設の点検・調査効率化の技術開発・実証を提案し、採択された。

港湾施設での点検・警備のためのドローン運用手法の確立や、人工知能(AI)を活用した損傷、人の検知技術などの開発に取り組む。エアロセンスは長距離飛行・長時間滞空が可能な固定翼型ドローン(写真)を提供する。

現在の港湾施設の維持管理は職員や点検作業者の手作業に頼る部分が大きく、効率化・低コスト化が求められている。災害発生時や夜間など、人による目視が困難な場合の対応も必要とされ、ドローン点検でこれらの課題解決を図る。

日刊工業新聞 2024年4月10日

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