BMWが10年ぶり全面改良、新型「ミニ・クーパー・スリー・ドア」の仕様
EV2種追加
ビー・エム・ダブリュー(東京都港区、長谷川正敏社長)は、小型車「ミニ・クーパー・スリー・ドア」を約10年ぶりに全面改良した新モデルを発売した。先進安全機能に対応。パワートレーン(駆動装置)はガソリンエンジン車2モデルに加え、電気自動車(EV)も2モデル設定した。消費税込みの希望小売価格は396万―531万円。
内外装にはリサイクルしたポリエステルやアルミニウムなど、持続可能性に配慮した素材を用いた。
EVの上位モデル「ミニ・クーパー・エスイー・スリー・ドア=写真」は最高出力160キロワット、最大トルク330ニュートンメートルを発揮する電気モーターを前輪に備える。リチウムイオン電池(LiB)のバッテリー容量は54・2キロワット時。充電1回当たりの走行可能距離は402キロメートル。
EVの2モデルは車両に蓄えた電気を外部に給電する機能も装備した。
日刊工業新聞 2024年03月06日