バケット容量0.1㎥、レンタルのニッケンがレンタル提供する電動ショベルの性能
レンタルのニッケン(東京都港区、斉藤良幸社長)は、米国ボブキャット製の電動ショベルで、バケット容量0・1立方メートルクラス機種「E19e=写真」のレンタルを3月上旬に始める。電動ショベルのレンタルは、ボブキャット製の0・03立方メートルクラス機種「E10e」に続いて2機種目となる。価格と販売目標は非公表。
排ガスを出さず、騒音と振動が小さい電動機の普及促進を通じて、建設施工現場での二酸化炭素(CO2)排出量削減につなげることで、カーボンニュートラル(温室効果ガス排出量実質ゼロ)を後押しする。
E19eは1クラス上の機種に匹敵する高いバケット掘削力を持つ。国際電気標準会議(IEC)が定める防水・防塵の保護等級「IP55」に適応しており、屋外作業にも使用できる。
クローラーの幅を980ミリ―1360ミリメートルで変えられる可変脚機構を搭載し、狭い場所でも走行可能。100ボルト15アンペア充電で12時間、200ボルト45アンペアで3時間の満充電が可能で、約2―4時間の作業に対応する。
レンタルのニッケンは、今後も環境配慮型商品のレンタルを通じて持続可能な循環型社会実現への貢献を目指す。
日刊工業新聞 2024年02月20日