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電動モーターで110km走行…ベンツ「Cクラス」にPHVモデル

メルセデス・ベンツ日本(東京都品川区、上野金太郎社長)は、主力車種「Cクラス」のプラグインハイブリッド車(PHV)「C350eスポーツ=写真」を発売した。電気モーターのみで110キロメートルの走行が可能。買い物や通勤など日常は電気自動車(EV)のように使い、遠距離移動時はガソリンエンジンで充電しながら走行できる。消費税込みの希望小売価格は995万円。

総排気量1997ccの直列4気筒ターボエンジンに、容量25・4キロワット時のリチウムイオン電池(LiB)と電気モーターを組み合わせた。日本の規格「CHAdeMO(チャデモ)」の急速充電のほか、6・0キロワットの交流普通充電にも対応する。車両を蓄電池として利用し、住宅や電気製品に給電するビークル・ツー・ホーム(V2H)、ビークル・ツー・ロード(V2L)の機能を標準装備した。

日刊工業新聞 2023年12月25日

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