メルセデス・ベンツが高級SUVのEV投入、日本仕様に搭載した特別機能とは?
メルセデス・ベンツ日本(東京都品川区、上野金太郎社長)は、高級スポーツ多目的車(SUV)の電気自動車(EV)「EQS SUV」を発売した。二つの永久磁石モーターを備えた4輪駆動モデルで、不整地などを走行する際に使用できるオフロードモードを標準装備した。日本仕様の特別機能として、車外に電力を供給できる双方向充電を可能にした。停電時などに家庭の予備電源として利用できる。
乗車定員7人。消費税込みの希望小売価格は「EQS 450 4MATIC SUV」が1542万円、「同580 4MATIC SUV Sports=写真」が1999万円。
「同450 4MATIC SUV」は最高出力360馬力、最大トルク800ニュートンメートルで、充電1回当たりの航続距離は593キロメートル。「同580 4MATIC SUV Sports」は最高出力544馬力、最大トルク858ニュートンメートルで、充電1回当たりの航続距離は589キロメートル。
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日刊工業新聞 2023年月5月30日