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使わなくなったスマホ活用、留守番の愛犬データ管理

使わなくなったスマホ活用、留守番の愛犬データ管理

オトとりっぷのペットカメラで愛犬の様子を見守る

メックは音楽プレーヤー付きペットカメラアプリケーション「オトとりっぷ」に、外部のブルートゥースセンサーデータが受信できるIoT(モノのインターネット)技術を開発した。使わなくなったスマートフォンやタブレット端末のセンサーがゲートウエー(中継機)として活用でき、愛犬のさまざまなデータを一括で受信してアプリ内での管理が可能になる。同社は今回の技術開発を基に総合的なデータ管理を進めるため、センサー企業などと提携、愛犬と飼い主に寄り添う総合データ管理アプリの構築を目指す。

オトとりっぷは人工知能(AI)を利用した人と犬をつなぐインターフェース。犬を自動検知するAIカメラと音楽提供システムで構成され、愛犬の活動を測りつつリラックスさせる留守番音楽アプリ。従来のIoTセンサーでは受信機となるゲートウエーデバイスが必要だったが、機種変更などで不要になったスマホやタブレット端末を使えるようにし、ゲートウエーデバイスを新たに準備する手間をなくした。機能拡張もアプリのソフトウエアの改変だけと比較的容易に追加・変更できる。

アプリはダウンロードして使え、最初の1カ月は無料で継続する場合は月額680円(消費税込み)。

日刊工業新聞 2023年05月24日

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