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次世代モデルを応用、カルビー新工業は生産性が6割向上する!

次世代モデルを応用、カルビー新工業は生産性が6割向上する!

最新鋭のマザー工場となる新工場(完成イメージ)

カルビーは4月に広島市佐伯区で「新広島工場」の建設に着手し、2024年12月に稼働する。投資額は約520億円で、デジタル変革(DX)を推進し、湖南工場(滋賀県湖南市)に導入している最新のIoT(モノのインターネット)技術を活用した次世代工場モデルを応用展開する。生産ラインの自動化と省力化により、高効率な多品種少量生産を進め、将来的には生産ラインの遠隔監視などによるリモートワークを導入する。

新工場は現在の広島西工場(広島県廿日市市)を移転・拡張するもので、37年以降には広島工場(同)を移転し、集約する。ポテトチップスや小麦系のスナック菓子類を製造し、生産能力は年間約280億円を見込む。

敷地面積約10万平方メートルで、生産棟と原料供給棟の2棟で構成。最新技術の導入で労働生産性は約6割向上する。広島はカルビーの創業の地で、22年5月には広島県と立地協定を締結している。

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