ジャパンマリンが引き渡し、バラ積み運搬船「ケープダイバーシティ」の性能
ジャパンマリンユナイテッド(JMU、横浜市西区、千葉光太郎社長)は、有明事業所(熊本県長洲町)で建造していたバラ積み運搬船「ケープ ダイバーシティ=写真」を引き渡した。
最新の解析技術による低抵抗で高効率の船型の採用、独自の省エネルギー機器の搭載などにより燃費を大幅に削減した。電子制御エンジンや低摩擦塗料、大直径プロペラの採用などにより燃費性能を高めた。
バラスト水処理装置を装備したほか、硫黄酸化物(SOX)を低減する装置(SOXスクラバー)の搭載、窒素酸化物(NOX)排出規制への適合など、さまざまな環境規制に対応する。
全長292×幅45×深さ24・55メートル。載貨重量18万2236トン。定員25人。パナマ船籍。
日刊工業新聞2023年2月20日