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東武鉄道が7月運行開始、特急「スペーシアX」の最大の特徴

東武鉄道が7月運行開始、特急「スペーシアX」の最大の特徴

スペーシアXの模型

東武鉄道は15日、7月15日から運行を始める特急スペーシアの新型車両N100系(愛称・スペーシアX)を浅草―東武日光・鬼怒川温泉駅間を毎日2往復、木―土曜日および休日には同4往復走らせると発表した。スペーシアXは1990年に投入したスペーシアの後継車両で、同社の新しいフラッグシップ車両となる。新車両の投入で日光・鬼怒川エリアへの誘客につなげていく。

1編成6両で、座席数は212席。二酸化炭素(CO2)排出量は現行のスペーシアと比べ、約40%削減できる。

最大の特徴は6種類の多彩なシートで、スタンダードシート(特急料金最大1940円)をはじめ、特急料金に特別座席料金を上乗せする7人定員の個室(1室1万2180円)も用意するなど、利用者の旅行シーンに合わせた。車内にカフェカウンターを設置して日光のクラフトビールやコーヒーなども提供する。

特急券は6月15日9時からインターネットや駅の券売機などで販売する。

日刊工業新聞 2023年02月16日

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