レストランに植物工場、東武鉄道が試験運用する狙い
東武鉄道は、ホテルのレストランで完全人工光による植物工場の試験運用を始めた。系列の東武ホテルレバント東京(東京都墨田区)内のレストランに設置するもので、植物工場において栽培した高品質で新鮮な野菜を料理に安定的に供給できるかや事業性などを検証する。またレストラン内の利用者が見やすい場所に植物工場を設置することで、非日常的な空間を演出し、レストランの魅力向上も目指す。
植物工場のスタートアップであるスパイスキューブ(大阪市西区)と協働する。期間は2023年8月末まで。クリスピーレタスやペッパークレソンなど、希少性の高い葉物野菜を中心に6―10種類を同時に栽培する。
日刊工業新聞2022年9月2日