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ドン・キホーテの「情熱」、三段階に。PB商品戦略を転換

上質志向にも対応し、3層構造へ。年間1800品目を開発
ドン・キホーテの「情熱」、三段階に。PB商品戦略を転換

3種類のブランドマーク

 ドン・キホーテはプライベートブランド(PB)を再編する。これまで展開していた「情熱価格」を、価格訴求型や付加価値訴求型など3層構造に細分化する。低価格一辺倒から付加価値、上質志向の顧客にも対応する戦略に転換。幅広い顧客をPBに取り込む。

 新PBラインは低価格型の「情熱価格」、付加価値訴求型の「情熱価格+PLUS(プラス)」、オンリーワン訴求の「情熱価格PREMIUM(プレミアム)」の三つに分ける。

 新PBは年間約1800品目を目標として販売していくが、このうち情熱価格を60%、情熱価格+PLUSを35%、情熱価格PREMIUMを5%とする方針だ。今春から順次発売していく。

日刊工業新聞2016年2月10日 建設・エネルギー・生活2面
日刊工業新聞記者
日刊工業新聞記者
ドンキは業態や立地戦略も転換、従来の若年層を中心とした業態からシニアやファミリー向けも開発しています。必然的に商品政策も幅広くなっており、生鮮食品から総菜などまでそろえるようになっています。PBも低価格一辺倒から転換していく必要があったと思われます。

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