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トヨタが旗艦車種「クラウン」など生産工場で稼働停止、半導体不足が影響

トヨタ自動車は、2月の世界生産見通しが75万台程度になると発表した。 半導体不足の影響で、元町工場(愛知県豊田市)の3ラインを2月2―3日の2日間止める。 2023年3月期に920万台としている通期の世界生産見通しは、見直すかどうかも含めて現在、精査中だという。

内訳は国内が約30万台、海外が約45万台。 22年2月の実績は74万1000台のため計画値は前年同月を約1・2%上回るが、過去最高だった12年2月の81万台の水準には届かない見通しだ。

稼働を止める元町工場の3ラインでは、旗艦車種「クラウン」、電気自動車(EV)「bZ4X」、燃料電池車(FCV)「MIRAI(ミライ)」などを生産している。


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日刊工業新聞 2023年01月19日

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