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ビール販売2割増へ、サントリーが刷新した「ザ・プレミアム・モルツ」の中身

ビール販売2割増へ、サントリーが刷新した「ザ・プレミアム・モルツ」の中身

サントリーの鳥井信宏社長(左)と西田英一郎取締役ビールカンパニー社長

サントリーは2023年に主力のビール「ザ・プレミアム・モルツ」をリニューアルし、ビールカテゴリーの販売数量で前年比21%増の2180万ケース(1ケースは大瓶20本)を目指す計画を発表した。中身に加え、パッケージやコミュニケーションもリニューアルし、2月28日に発売。新たな飲用需要を創造する新価値提案商品の開発などビールカテゴリーにマーケティング投資を集中し、ビール類(ビール、発泡酒、第三のビール)全体を引き上げる。

ザ・プレミアム・モルツはチェコなどで収穫される希少麦芽「ダイヤモンド麦芽」を独自の皮を除去する技術を採用することで、深いコクを実現した。ザ・プレミアム・モルツブランドで同3%増の1350万ケースの販売を目指す。

このほか、22年にリニューアルした糖質ゼロの「パーフェクトサントリービール」は、飲食店向けのマーケティングを強化し、同14%増の350万ケースの販売を見込む。

ビール類全体では同2%増の5590万ケースを計画する。

日刊工業新聞 2023年01月13日

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