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情報銀行のデータ活用、三菱UFJ信託銀が廃棄予定食材でビール開発

三菱UFJ信託銀行は専用アプリケーションに登録したデータを企業に渡すことで特典が受けられる情報銀行「Dprime」のデータを用い、4種類の廃棄予定食材を使ったクラフトビール「WASTE2BEER=写真」を発売した。情報銀行に集まるデータの活用で社会課題に貢献するDprimeラボのプロジェクト第1弾。

Dprimeの利用者1400人から提供された個人データを基に、グレープフルーツジュース250キログラム、グレープフルーツの皮60キログラム、カカオハスク50キログラム、パイナップルジュース250キログラムを材料とした4種類のクラフトビールをAJB(長野県野沢温泉村)と共同で開発した。

情報銀行の利点を知ってもらうプロジェクト第2弾として、Dprimeで集めたデータと伝統技術を融合したグラスや酒器、同データとロスフラワーを用いたオフィスアイテムを開発する。

日刊工業新聞 2022年10月26日

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