日ぺの塗装技術が自動運転バスに貢献する!
日本ペイントホールディングス(HD)や大津市など6者は2月28日まで、大津市で自動運転バスの実証実験を実施する。日ペHDは子会社を通じ、塗装されたラインに沿って車を自動走行できる車両制御システムで採用される塗料技術で協力する。国土交通省の2021年度自動運転実証調査事業を活用した取り組みとなる。高齢化する住民の移動手段確保や観光客の交通手段拡充につなげる。
実証には日ペHDと大津市のほか、京阪バス(京都市南区)、京阪電気鉄道、先進モビリティ(茨城県つくば市)、BIPROGY(ビプロジー、旧日本ユニシス)が参画する。
びわ湖大津プリンスホテル、琵琶湖ホテル、JR大津駅の区間を小型ディーゼル自動運転バス(写真)などで、2月5-7日を除き毎日運行する。主要拠点を結び利便性向上を図る。日ペHDは塗料技術を通じ、ソリューション(課題解決)の事業化を目指す。
日刊工業新聞 2023年1月12日