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中小企業経営者が選ぶ今年の漢字第1位は?

大同生命保険は14日、全国の中小企業経営者を対象にした2022年の世相を表す漢字一字の調査で「高」が1位だったと発表した。「物価高・ドル高・仕入れ高・最低賃金高で経営環境が厳しい」「急激に原材料などが高騰して大きな影響を受けた」などの選定理由が挙げられた。有効回答した4250人の4・8%にあたる205人が選定した。

物価高騰などの急激な環境変化に立ち向かう中小企業の現状が浮き彫りとなった。

2位は「変わりゆく時代に合わせて経営への考え方や方針を変化させた」などの理由で189人(有効回答数の4・4%)が「変」を選定した。3位タイで「戦」と「苦」を180人(同4・2%)が選んだ。「ウクライナ侵攻に加え、私自身も病と戦った」「新型コロナウイルス感染症に罹患(りかん)して苦しんだ」などの理由が挙げられた。

日刊工業新聞 2021年12月15日

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