スバル初の小型SUV「レックス」が両立させた性能
SUBARU(スバル)は同社初の小型スポーツ多目的車(SUV)「REX(レックス)=写真」を発売した。ダイハツ工業からOEM(相手先ブランド)供給を受ける。ダイハツの小型SUV「ロッキー」、トヨタ自動車の「ライズ」の姉妹車となる。コンパクトなボディーながらも荷物をしっかり積めるほか、広い室内空間も確保した。安全装備も充実した。
消費税込みの価格は標準グレードで182万円、ハイグレードで同217万1100円から。前輪駆動モデルのみの展開となる。月販目標は150台。
衝突回避支援や被害軽減を図る予防安全機能「スマートアシスト」を搭載し、安全性能を高めた。運転負荷を軽減する機能や視認性を向上する機能なども充実した。軽量でコンパクトな排気量1200ccの3気筒エンジンを搭載し、力強くスムーズな発進と低燃費を両立した。
同社は1992年まで販売していた軽自動車で「レックス」という車名を使用しており、今回30年ぶりの名称復活となる。
日刊工業新聞 2022年11月22日