リコーが実証、次世代会議空間「リコープリズム」の中身
リコーは21日、西武リアルティソリューションズ(東京都豊島区)および日本コンベンションサービス(東京都千代田区)と共同で次世代会議空間「リコープリズム」の実証実験を行うと発表した。顧客企業内での対話促進や創造性向上といった効果を検証し、デジタル技術を活用したビジネス支援事業の拡大につなげる。2023年1月4日にサービス提供を始める。
紀尾井カンファレンス(同)にリコープリズムを設置し、実証を行う。リコーが外部施設にリコープリズムを置く試みは初めて。
360度映像で囲まれた空間やキャンプのたき火、没入型アートなど、8種類のアプリケーションを用意。アイスブレークを盛り込んだチームビルディングなどのパッケージプランも展開する。コミュニケーションの質の向上をサポートすることで、顧客にとってより良い働き方の実現につなげる。
アプリによって異なるが、1グループ最大4人まで利用可能。消費税抜きの料金は1時間当たり1万6000円から。21日から予約受け付けを開始し、12月1日―26日は特別体験期間として無料で利用できる。
日刊工業新聞 2022年11月22日