首里城復興「応援事業者」に採択、商空間プロデュースのスペースが受けた評価
スペースは、2019年に一部焼失した沖縄県・首里城の復興に関し同県が募集した「応援事業者」に採択された。同社は同県内で受注した菓子小売店の改装事業で、首里城のシンボルである赤瓦の廃材を装飾に活用するなど地元の材料を積極的に採用しており、これが評価された。
スペースは高級チョコレートブランド「ゴディバ」のリウボウ店(那覇市)の改装で、首里城の廃赤瓦でショーケースの土台を装飾した。また沖縄県の白化サンゴや、琉球ガラスを内装に活用した。新店舗は28日にオープンする。
首里城復興応援事業者に採択されると、首里城の造営・修復に際し行われてきた祭事「木曳式(こびきしき)」に参加できる。スペースは同事業者に採択されたことを訴求し重要経営テーマとして掲げる地域活性化の活動に弾みを付ける。
日刊工業新聞2022年10月4日