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宇宙に向かって昇れ!「宇宙エレベーター」で性能テスト

宇宙に向かって昇れ!「宇宙エレベーター」で性能テスト

宇宙エレベーターのクライマーを実証実験用のロープにかませる

宇宙に向かって―。突風をものともせずに地上約60メートルまで昇ったのは、大学生らが開発した宇宙エレベーターのクライマー。全国から集まった5大学・1団体が新潟工科大学に集結し、性能を確かめた。

同大学のほか京都大学、東北大学、神奈川大学、日本大学、社会人の各チームが参加。クレーン車でつり上げた頑丈なロープやベルトにクライマーを接続し、それぞれ工夫を施した機体を実際に昇降する貴重な機会になった。

ロケットを使わず地上と宇宙を往復する宇宙エレベーターは、国内で研究開発が盛んだ。大林組は2012年に建設構想を発表し、要素技術研究に着手。大学の研究では鉄塔工事などでの技術活用も広がっている。 


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日刊工業新聞2022年9月21日

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