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小型自動運転バスの公道試乗会、実施するFDCの狙い

福岡地域戦略推進協議会(FDC、福岡市博多区、麻生泰会長)などは、ハンドルのない小型自動運転バスの一般向け公道試乗会を福岡市東区で28日まで実施する(写真)。仏ナビヤ製「ナビヤ・アルマ」が、JR箱崎駅を発着地とする約3・5キロメートルのコースを20分ほどかけて周回する。

九州大学、都市再生機構(UR都市機構)、福岡市と参画し、イノベーション創出を目指す組織「フクオカスマートイースト推進コンソーシアム」の事業。試乗を通じて住民らに「利便性を感じ、安全性も確認してもらう」(FDC)狙い。

全地球測位システム(GPS)や3次元地図を基に、センサーで安全を確認しながら設定ルートを自動走行する。ソフトバンク傘下のBOLDLY(ボードリー、東京都港区)が運行する。

試乗は事前予約制。同コンソーシアムのウェブサイトから応募できる。

日刊工業新聞2022年8月26日

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