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実店舗の顧客行動をデジタル施策に活かす!、ヘイが店舗向けアプリ作成サービスを開始

実店舗の顧客行動をデジタル施策に活かす!、ヘイが店舗向けアプリ作成サービスを開始

STORES ブランドアプリ イメージ

ヘイ(東京都渋谷区、佐藤裕介社長)は店舗のアプリを簡単に作成できる「STORES ブランドアプリ」の提供を始めた。実店舗とネットショップの顧客情報や購買履歴を一体で管理でき、顧客ごとの利用状況に応じた特典などを送れる。中小事業者による実店舗とオンラインショップの運営の両立を後押しする。価格は月22万円(消費税込み)から。

STORES ブランドアプリは、店員との会話やスタンプカードなどの従来アナログで管理されていた情報について、アプリにおける来店記録やポイントカード機能を通じてデジタルで管理する。POSレジやネットショップと連携した購買履歴の取得も可能。来店時しか得られない情報をデジタル施策に生かすことで、プッシュ通知やキャペーン情報などを顧客ごとに最適化した内容で発信できる。

開発に携わった内田皓大CRM事業部門長は7日の会見で「従来のモバイルアプリはホームページと同じような構成で完結しているものが多い」と説明。その上で「STORES ブランドアプリは顧客とのコミュニケーション手段として機能する」と強調した。

同社はキャッシュレス決済やネットショップ開設、ネット予約のシステムを提供しており、商業における環境のデジタル変革を多面的に支援している。新サービスの発表はレジを通じてネットショップと実店舗の在庫管理を一元化する「STORES レジ」の提供開始から約1年ぶり。

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