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「つや肌」で「テカリ防止」のファンデ!ポーラ化成が独自技術で実現した

ポーラ化成工業(横浜市戸塚区、釘丸和也社長)は、独自の粉体技術により「潤い感のあるつや肌」を演出できるオイルベースのファンデーションを開発した。透明な板状の粉体「うるおいツヤ粉体」が光の透過と適度な反射を持つとともに、オイル中に光拡散粉体と混ぜることでその拡散力が高まることを突き止めた。今後、この技術をポーラ・オルビスグループの製品に活用していく。

ファンデーションは定量の光を反射し、オイル中で光拡散粉体の機能を高めることが、満足度の高い仕上がりにつながる。肌に塗布した画像を比較評価する素材探索の結果、うるおいツヤ粉体に機能性を見いだした。さらにオイル中で光拡散粉体と共存による影響を計測。光拡散粉体が単独の場合より光の拡散力が高まることが分かった。

オイルベースのファンデーションは保湿力に優れるため、ニーズがあるもののオイルのツヤが“テカリ”に見えやすいというのがネック。新技術によりこれを解消できる。

日刊工業新聞 2022年6月2日

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