ニュースイッチ

「電子履修証明書」は発行業務の効率化や利便性を向上させるか

アイティフォー、福岡県飯塚市、九州工業大学、chaintope(福岡県飯塚市、正田英樹社長)は、九州工業大による履修証明書の電子発行に関する実証実験を産学官連携で始めた。期間は9月末まで。結果を踏まえ、電子交付システムの新たな活用に向けた検証を進める。

実証実験では、九州工業大が開講する情報教育支援士養成講座の履修証明書を電子発行する。講座修了生は専用スマートフォンアプリケーション(応用ソフト)で電子証書を受領し、飯塚市へ電子的に提出する。証明書の真正性が検証確認された後、修了生が実務活用する。

ブロックチェーン(分散型台帳)技術を活用したトラストサービス「電子交付システム」の有効性を検証するとともに、証明書発行業務の効率化や利便性の向上による業務負荷の削減効果を実証する。

日刊工業新聞2022年5月18日

編集部のおすすめ