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ドコモが3年ぶりに「ドコモケータイ」新製品を投入した理由

ドコモが3年ぶりに「ドコモケータイ」新製品を投入した理由

22年夏モデルとして9機種を投入

NTTドコモは2022年夏モデルの携帯通信端末9機種を順次発売する。内訳はスマートフォン8機種、従来型携帯電話の「ドコモケータイ」1機種。第5世代通信(5G)への移行を促すスマホをそろえた。ドコモケータイは約3年ぶりの新製品投入となる。

スマホはカメラ機能や画面の性能を追求したハイスペックモデル4機種と、費用対効果を重視したスタンダードモデル4機種を展開する。スタンダードモデルで5G対応の「XPERIA AceⅢ(エクスペリア・エース・マークスリー) SO―53C」は6月中旬以降に発売。シンプルで扱いやすい点を訴求し、3Gの従来型携帯電話を使っていた人の取り込みを狙う。

一方で、折り畳み式でテンキーを備える端末への要望も根強いと判断。4G対応のドコモケータイ「arrows(アローズ) ケータイ ベーシック F―41C」を13日に発売する。

日刊工業新聞2022年5月13日

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