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旅行者や高齢者、障がい者のトイレ環境整備。東京都がバリアフリートイレの混雑可視化

バカンと共同

バカン(東京都千代田区、河野剛進社長)は東京都と共同で、バリアフリートイレの混雑を可視化するIoT(モノのインターネット)サービス「VACAN Throne(バカン スローン)」の提供を始めた。トイレ内に設置したセンサーによって個室の空き情報を自動的に判定する。観光サイト「東京観光バリアフリー情報ガイド」に掲載されている車いす対応の6施設のバリアフリートイレを対象に導入する。

導入施設は、東京ソラマチ(東京都墨田区)や府中市郷土の森観光物産館(同府中市)、表参道ヒルズ(同渋谷区)など。利用者は専用ウェブページにアクセスすることで、パソコンやスマートフォンからトイレの空き情報を確認できる。旅行者や高齢者、障がい者などを含め多様な利用者のトイレ環境を整備し、共生社会の実現を目指す。

日刊工業新聞2022年5月6日

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