スズキがハイブリッド搭載のSUV「エスクード」投入、初採用の機能は?
スズキは、ハイブリッドシステムを搭載した小型スポーツ多目的車(SUV)「エスクード=写真」を発売した。ブレーキをかけた際に効率よくバッテリーが充電できる回生協調ブレーキ、後退時の電気自動車(EV)走行を同社として初めて採用した。
駆動用モーターとオートギアシフト(AGS)を組み合わせた独自のハイブリッドシステムを搭載。6速のAGSを国内で初採用した。高出力モーターや路面状況によって4輪を最適に制御する独自システムなどで、EV走行の性能を高めた。
エンジン排気量は1500cc、燃費(WLTCモード)は1リットル当たり19・6キロメートル。従来のエスクードから燃費を3・6キロメートル向上させた。
消費税込みの価格は297万円で、年間1200台の販売を目指す。エスクード(海外名ビターラ)はハンガリー工場で生産し、輸入している。
日刊工業新聞2022年4月22日