AGCが実用化へ、窓ガラスに設置できる「透明アンテナ」の仕組み

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AGCは第5世代通信(5G)ミリ波(28ギガヘルツ)帯の屋内通信エリア構築向けに、屋内の窓ガラスに設置可能な固定無線アクセス機器(FWA―CPE)用透明アンテナを開発した。景観を損ねず高い採光性を保ちながら、屋内のWi―Fi無線エリア化を実現する。今後、性能の最適化や信頼性の確認を進め、2024年の実用化を目指す。

同アンテナは、同社の超低損失ガラス基板と、液晶材料で電波の方向を制御する独ALCANシステムズのフェーズドアレイアンテナを組み合わせて開発した。FWA―CPE本体とアンテナ部分を分離し、透明アンテナを窓ガラスに貼り付けられる。アンテナ部分の発熱を抑えた設計により、寒冷地で課題となる窓ガラスの熱割れリスクを大幅に低減した。

AGCは中期経営計画でモビリティーやエレクトロニクス事業を戦略事業と位置付け、5Gの実用化を大きな事業機会と捉えている。

日刊工業新聞2022年4月13日

キーワード
AGC FWA―CPE

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