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リンゴ農家のニーズを開発に生かした最新「草刈り機」の性能

キャニコムが発売
リンゴ農家のニーズを開発に生かした最新「草刈り機」の性能

「四季折々草刈り機りんごブラッサムまさお」

キャニコム(福岡県うきは市、包行良光社長)は、リンゴ農家向け草刈り機「四季折々草刈り機りんごブラッサムまさお=写真」を発売した。青森県の農家を訪問し現場のニーズを開発に生かした。果実の発育など季節による作業環境の変化に対応し、枝や実をかわしながら作業できる独自のデザインや機能を盛り込んだ。

さまざまな機能にはユニークな名前を付けた。リンゴ園は果実が成長すると枝に支柱を立てるため刈幅が変化する。「刈幅二刀流オータニさん」と名付けた機能は、刈刃と同カバーの固定位置を変更し、刈幅を975ミリメートルと915ミリメートルの2段階に変えられる。

「通りゃんせ85」と呼ぶデザインは、果樹が実って垂れ下がった果樹下を通り抜けしやすいように車高は最も高いハンドル部で、従来機「Heymasao」に比べて約6センチメートル低い85センチメートルに設定した。軽トラックに積める大きさ。消費税込み価格は1台88万円。

日刊工業新聞2022年4月8日

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