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パナソニックがCO2削減を世界で加速する

ブラジル工場に再生エネルギー

パナソニックホールディングス(HD)は2024年から同社がブラジルで消費する総エネルギーの60%以上を太陽光発電による再生可能エネルギーとする。現地の同発電供給会社が16億レアル(約405億円)を投じ、23年末にメガソーラー(大規模太陽光発電所)を設置。パナソニックHDは15年契約を結び、太陽光発電の供給を受ける。事業活動に伴う二酸化炭素(CO2)排出削減の取り組みを世界で加速する。

ブラジルのの環境関連企業、ポンツーン・クリーンテックが同国東部セアラ州の1100ヘクタールの敷地に太陽光パネル約100万枚を設置する。最大出力500メガワット(メガは100万)級の大規模施設で、年間40万トンのCO2排出削減につながる。契約額は非公表。

パナソニックHDは冷蔵庫や洗濯機を手がけるブラジル南東部ミナスジェライス州の工場で消費する年間約65%の電力が再生可能エネルギーに切り替わる見通し。同社はブラジルでカーボンクレジットによるCO2排出量の100%オフセットを実施済み。ポンツーンとの連携で事業活動に伴うCO2排出削減策を一段と強化する。

パナソニックHDは環境コンセプト「パナソニックグリーンインパクト」を打ち出し、30年までに全事業会社のCO2排出量を実質ゼロに、50年に向けては顧客が買う商品からのCO2排出量を減らす目標を掲げる。

日刊工業新聞 2022年4月1日

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