三菱自動車「ラリーアート」国内復活、展開する専用アクセサリー
三菱自動車は、モータースポーツ活動で使用していた「ラリーアート」ブランドの国内復活第1弾として、スポーツ多目的車(SUV)「アウトランダー」など4車種を対象とする専用アクセサリーを発売した。過去に培ったブランドイメージを活用し、スポーティーなスタイルを求める層に訴求する。
果敢な走りをイメージしたマッドフラップ(泥よけ)やサイドデカール(ステッカー)、赤をアクセントカラーにしたガーニッシュ(装飾部品)やスポイラーなどを発売した。装着対象車種は、アウトランダーのほか、SUV「エクリプス クロス」、小型SUV「RVR」、ミニバン「デリカD5」。
ラリーアートは同社が世界ラリー選手権(WRC)やダカール・ラリー参戦時に使っていたブランド。2005年にWRC、09年にダカール・ラリーから撤退後、同ブランドの商品販売も終了した。
21年に同ブランドを復活し、第1弾としてタイでピックアップトラック「トライトン」とSUV「パジェロスポーツ」の特別仕様車を発売した。22年1月に開催されたカスタムカーの展示会「東京オートサロン」には、同ブランドのコンセプトカーを出展した。
日刊工業新聞2022年3月22日