ホンダが1300億円投資、カナダ工場で生産する車種
ホンダは、車両電動化などに向けてカナダ・オンタリオ州の工場に6年間で13億8000万カナダドル(約1300億円)を投資する。技術革新やサプライチェーン(供給網)の構築、車両の研究開発などに用いる。
今回の投資で同工場は、北米における2023年モデルのハイブリッド(HV)クロスオーバースポーツ多目的車(SUV)「CR―V」の最大生産拠点となる。ホンダは40年に世界で販売する全ての4輪車を電気自動車(EV)もしくは燃料電池車(FCV)にする計画を掲げており、その戦略の一環。
カナダ、オンタリオ州の両政府は、1億3160万カナダドル(約123億円)の補助金をホンダのカナダ法人に提供する。数千人の雇用確保にも貢献する見込みだ。
日刊工業新聞2022年3月18日