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ホテルにeスポーツ体験空間、空き室有効活用なるか

ホテルにeスポーツ体験空間、空き室有効活用なるか

ゲーム用パソコンを設置した1階カフェスペース

アセント(浜松市中区、小河原豊社長)は、運営するホテル「ホテルアセント浜松」(浜松市中区)にeスポーツの体験空間「@G(アットジー)」を3月1日に開設する。eスポーツ文化の普及活動を行う浜松学芸高校(同)の協力を得てゲーム用パソコンなどを設置する。新型コロナウイルス感染拡大の影響でできた空き室や空きテナントスペースの有効活用につなげる。

同ホテル1階のカフェスペースにゲーム用パソコンを複数台設置した。グループでeスポーツを楽しめる。客室にも高性能のゲーム用パソコンを設置。eスポーツのできるホテルとして売り込む。利用料はカフェスペースが1時間500円、客室が同1000円の予定。

浜松学芸高校のeスポーツ部、美術コースの生徒と打ち合わせを複数回実施。生徒たちの意見を参考に、若い世代でも利用しやすい空間やパソコン、設置レイアウトを取り入れた。

地方都市でeスポーツ環境を持つホテルは珍しいという。今後は自治体などとの協業でイベントを開くとしている。

日刊工業新聞2022年2月17日

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