コロナ感染者数は落ち着いても消費者心理は横ばいの理由

基調判断据え置き「持ち直しの動き続く」

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内閣府が発表した11月の消費動向調査は、消費者心理を表す消費者態度指数(2人以上世帯)が季節調整値で前月と変わらず39・2だった。11月6日から同22日までの回答を集計。新型コロナウイルス感染者数が落ち着いた一方、「エネルギーや食品などの物価の上昇によりプラスとマイナスが相殺され、横ばいになった」(内閣府)とみている。

11月の基調判断は「持ち直しの動きが続いている」とし、前月の表現を維持した。

四つの指標のうち「収入の増え方」「雇用環境」がそれぞれ前月比0・3ポイント増、同1・9ポイント増となった。一方で「暮らし向き」「耐久消費財の買い時判断」がそれぞれ同1・0ポイント減、同1・2ポイント減となった。

物価の見通しは「上昇する」と答えた割合が同1・7ポイント増の87・6%に達し、「上昇すると見込む割合が増加している」とした。「低下する」や「変わらない」はそれぞれ同0・6ポイント、同1・3ポイントの減少を見込む。

日刊工業新聞2021年12月3日

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