ファミマのスープ容器が変わる!紙とプラスチックを一体化して狙う効果
ファミリーマートはプラスチック使用量を抑えたスープ容器を導入する。紙とプラスチックの一体化容器で、プラスチックの外側を紙が覆う構造。新容器に加えフタの材質・厚さを変えたことで、石油系プラスチックの使用量を従来品に比べ1食あたり約15%削減、年間約39トン削減できる見込み。「7種野菜ともっちもち餃子の春雨スープ=写真」など11月2日から順次発売するスープ商品に採用する。
紙の部分にはミシン目を入れており、目に沿って破くことで、廃棄時に分別しやすい仕様にした。
新容器は伊藤忠プラスチックス(東京都千代田区)とアテナ工業(岐阜県関市)が共同開発。「グッドデザイン賞」を受賞している。
日刊工業新聞2021年10月27日