「東京・武蔵野市」が住み続けたい街1位に!その理由とは?
リクルートの調査研究機関「SUUMOリサーチセンター」が5日発表した「住み続けたい街ランキング2021」によると、自治体の1位に東京都武蔵野市が選ばれた。東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県の1都4県の自治体・駅を対象にしたもので、武蔵野市は魅力的な商店街など買い物の利便性に加え、公共施設や行政サービスの充実が評価につながった。
同ランキングは、人気の駅やターミナル駅が上位に入る「住みたい街ランキング」とは異なる観点で、実際の住みやすさなどから継続居住意向の実態調査をまとめた。「交通利便性」や「子育て・教育」、「地域の発展・将来性」など街の魅力に関する35項目を5段階で評価し、得点順にランキング化した。
住み続けたい駅の1位は東銀座。住み続けたい自治体2位の東京都中央区に位置し、同区内の駅は駅のランキング9位の「馬喰町」をはじめ「東日本橋」や「人形町」などが上位に入った。
同センターの池本洋一所長は「住み続けたくなるには、街の安心・安全を高めるとともに、街に新しく加わる人が自然と顔を合わせ、活動できる場づくりとその発信が重要」と総括した。
日刊工業新聞2021年10月6日