日産が商用車「NV200バネット」を改良。そのポイントは?
日産自動車は、商用車「NV200バネット」の一部仕様を改良して発売した。エンジンの改良などにより燃費性能を向上。抗菌ステアリングを標準装備するなど、快適性や利便性を高めた。消費税込みの価格は214万2800円から。
サイドアンダーミラー付きの電動格納式リモコンドアミラーを標準装備。バン型では助手席のリクライニング調整角度を44度から66度に広げて快適さを追求した。
2WD(2輪駆動)型ではアイドリングストップ機能の追加などで燃費性能を向上。最大積載量を従来比50キログラム増の650キログラムとして利便性を高めた。
日産の関連会社のオーテックジャパン(神奈川県茅ケ崎市、片桐隆夫社長)は、NV200バネットをベースとした車中泊仕様車「マルチベット」、福祉車両「チェアキャブ」、商用特装車「ワークユースビークル」シリーズも同様に一部仕様を向上し、販売を始めた。
日刊工業新聞2021年7月15日