大日本印刷とフランス国立図書館がスマートグラス活用、「作品展示のない」展示会とは?

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“作品展示のない”ニューノーマル(新常態)な展示会―。大日本印刷とフランス国立図書館(BnF)は、BnFが所蔵する美術品や歴史的空間を3次元(3D)デジタルデータ化して公開する展示会「これからの文化体験=写真」をDNP五反田ビル(東京都品川区)で開催している。コロナ禍の影響で、現物の作品展示は行っていない。スマートグラスを装着することで、空の展示ケース内にデジタル化されたつぼや小像が現れるようにするなど、仮想的に作品を鑑賞できるようにした。

仮想現実(VR)技術を用いて、BnFの歴史的空間「マザラン・ギャラリー」を公開。ヘッドマウントディスプレーを装着した状態で、会場内の手すりをたどりながら移動することで、実際に同空間を訪れたかのような没入感を体験できるようにした。このほど開いた発表会で、大日本印刷の北島元治専務執行役員は「人々が新しい知識と出逢い、興味を広げられる新しい文化体験モデルの構築に挑戦をした」と思い入れを語った。会期は7月11日まで。事前予約制で、入場料は無料。

日刊工業新聞2021年4月21日

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