スバルが半導体不足で矢島工場を停止へ、生産の影響台数は?
10―27日の期間、約1万台
SUBARU(スバル)は完成車工場の群馬製作所矢島工場(群馬県太田市)で生産調整のため、10―27日の期間で操業を停止する。世界的な半導体不足で複数の部品の供給に支障が出ている。同工場で手がけるスポーツ多目的車(SUV)の「アウトバック」や「フォレスター」「XV」の3車種合計で約1万台の生産に影響が及ぶ見通し。
全2ラインのうち一つは21日に再開予定。もう一方はゴールデンウイークの休暇後の5月10日の再開を目指すが、半導体不足の動向を注視しながらの対応となる。従業員に対しては稼働日の振り替えなどの検討を進める。スポーツワゴン「レヴォーグ」などを手がける群馬製作所本工場(群馬県太田市)は稼働を継続する。
日刊工業新聞2021年4月6日