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海洋プラゴミを買い物かごに! 伊藤忠らが協働して開発

伊藤忠商事、ファミリーマート、テラサイクルジャパン(横浜市中区)は9日、長崎県対馬市に漂着した海洋プラスチックゴミを原材料の一部に使用した買い物かごを開発したと発表した。12日から同市などのファミリーマート合計4店舗に導入し、地域に密着した国連の持続可能な開発目標(SDGs)活動として展開していく。

導入する買い物かごは、テラサイクルが同市で回収された海洋プラスチックゴミを調達し、伊藤忠商事と協働して製造した。実際に買い物かごとして利用してもらい、海洋ゴミ問題の啓発活動にもつなげる。

対馬市では国境離島ゆえの地域特性として年間約2万立方メートルの海洋ゴミが漂着していると推定されるなど、深刻な社会問題となっている。

(伊藤忠商事の発表資料から)
日刊工業新聞2021年2月10日

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