アサヒビール、食べられるコップ開発のワケ
アサヒビールは食べられるコップ「もぐカップ=写真」を丸繁製菓(愛知県碧南市)と共同開発した。ジャガイモでんぷんを高温高圧で焼き固め、耐水性を高め、液体を漏れにくくした。使い捨てプラスチック問題の対策として捨てずに食べられる容器を提案する。
もぐカップはプレーン、えびせん、チョコレートの三つの味があり、大きさはS(50ミリリットル)、M(100ミリリットル)、L(200ミリリットル)の3種類。丸繁製菓は食べられる食器「イートレイ」を開発しており、アサヒの飲料容器の知見を合わせて、開発した。
会員型コワーキングスペース「ポイントゼロ マルノウチ」で27日までテスト展開するほか、東京都内の飲食店2店舗で食べられるスプーン「パクーン」と合わせて、スイーツを提供する。
日刊工業新聞2020年11月24日