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リコーがインクジェット技術で肺がんの遺伝子検査精度を測定

リコーとDNAチップ研究所は、肺がんの遺伝子検査の精度を調べるキット「リコー・スタンダード・DNAシリーズ・EGFR・ミューテーション・タイプ001=写真」を発売した。肺がん患者の血液の中に含まれる微量のがん細胞由来のデオキシリボ核酸(DNA)分子を検出する遺伝子検査に対応。検査で使用する検査装置や試薬の性能を測定し、検査精度の向上につなげる。価格は7万円(消費税抜き)。4年間で1億円の売り上げを目指す。

リコーが複合機などで培ったインクジェット技術を活用。1万個の正常なDNAに対して10―100個のがん細胞由来のDNAをチューブ状の容器に注入し、8連につなげた。各容器には、DNAを1分子単位で注入しており、100分子以下の低濃度領域でも検査装置や手法、試薬の精度を確認できるようにした。

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