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テレワークで体のあちこち痛みませんか?健康を守る7つのヒント

日本人間工学会(吉武良治理事長)は、テレワークやオンライン学習をする人向けのガイドラインとして、「タブレット・スマートフォンなどを用いて在宅ワーク/在宅学習を行う際に実践したい 7 つの人間工学ヒント」を公開している。

テレワークやオンライン学習を行う際には、目の疲れ、首・肩・腰の痛み、過度な疲れなど、健康上のリスクをできるだけ避け、自分自身の健康を守りながら、より使いやすい方法や環境を見出すことが大切だ。

ガイドラインでは最新の研究知見を参照し、無料もしくはお金をほとんどかけずに「ちょっとした工夫」をすることで健康を守ることができる人間工学に基づいた実用的なヒントを7つに絞って紹介している。

例えば「20-20-20 ルールの実践」などがその一つ。スマホ・タブレットなどの情報機器を使用する場合は、20分ごとに休憩を取り、20フィート(約6m)以上先にある対象物を少なくとも20秒間見るというもの。このルールは画面を長時間見続けることで起こる、眼精疲労や姿勢拘束による筋肉・首や肩の痛みなどの運動器系の不快感を防ぐための簡単な方法として考案された。

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在宅環境は多種多様だ。このヒント集は、タブレットやスマートフォンの使用者向けだが、ノートパソコンの使用に際しても応用可能なヒントも含まれている。在宅で情報機器端末を用いる人に知ってもらいたい人間工学的な視点や対策を図などを交え分かりやすく紹介するとともに、在宅のみならず、従来の職場環境や学校環境などにも応用しやすいよう工夫した。

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