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楽天が事業利用電力を全量再生エネに切り替える

楽天は2025年までに事業運営で使用する電力全量を再生可能エネルギーに切り替える。グループ電力会社の楽天エナジーや他社と連携して本社ビル(東京都世田谷区)、データセンター、物流施設などで再生エネの調達量を拡大して達成を目指す。再生エネ利用を推進し、気候変動からの事業への影響を軽減する。

電力100%の再生エネ化を目指す国際的な企業連合「RE100」にも加盟した。世界では220社が参加しており、日本企業の加盟は楽天が30社目。25年の達成は単体での目標だが、国内外のグループ会社でもRE100加盟を目指す。

楽天エナジーは国の排出量取引制度「Jクレジット」で創出された二酸化炭素(CO2)削減価値をブロックチェーンで取引するサービスを提供している。また、インターネット販売サイト「楽天市場」の出店者や「楽天トラベル」の加盟宿泊施設の再生エネ利用も支援している。

日刊工業新聞2020年1月3日

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