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2019年注目集めた「テクノロジー」記事5選

まもなく2019年も終わり。ニュースイッチでは今年もテクノロジーの記事をたくさんお届けしました。その中から読者の皆さんの関心が高かった記事を5つご紹介します。

(1)村田製作所が全固体電池を量産へ、容量は“業界最高レベル”

村田製作所がセラミックス技術を応用した全固体電池の量産に乗り出す動きを速報しました。試作品の容量は他社製品と比べて100倍の10ミリアンぺア時強と業界最高レベル。主にウエアラブル端末での採用を想定しており、中でも耳に装着する「ヒアラブル機器」向けに需要が広がるとみるようです。


(2)新型iPhone、一番得しそうなニッポンの部品メーカー

iPhone向けには日本のサプライヤーが多くの部材やパーツを供給しています。米中貿易摩擦といった不安材料があっても、新機種の投入は市場の活性化につながります。電子部品各社の期待の声をききました。


(3)「羽毛はいらないのでは」が生み出した“空気ジャケット”

帝人フロンティアが開発に取り組む、ダウン(羽毛)の代わりに、空気を詰めるジャケット。空気の断熱効果を活用することで、環境への配慮と暖かさを両立する仕組み。2021年秋冬シーズンの発売を目指しています。


(4)幻滅期に突入したAI、個人の技術者がチャンスな理由

米ガートナーの新技術に対する市場の期待度を調べるハイプ・サイクル調査で日本市場の「AI」が過剰にもてはやされる「ピーク期」を過ぎ、19年4月に熱が冷め市場が停滞する幻滅期に突入しました。その現状とともに、AI技術のオープン化によりチャンスの芽が出てきた個人事業主や中小企業など小さな事業者の動向を追いました。


(5)建機・農機の自動化が止まらない!

建設、農業といった現場の労働力不足は深刻で、対策は待ったなし。そんな中、建設機械・農業機械メーカー各社がこれまでの技術やノウハウに、人工知能(AI)やIoT(モノのインターネット)、ロボット技術などを取り入れ、自動化の取り組みを加速しています。「担い手」不足解消の切り札となるか考察しました。

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