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【祝・卒寿】国産の鉄道時計は今年で90歳

セイコーウオッチが記念モデルを発売
 セイコーウオッチ(東京都中央区、高橋修司社長、03・3564・2111)は、国産鉄道時計の誕生90周年を記念した限定モデル「SVBR007=写真」を11日に発売する。14日の「鉄道の日」にちなんだ1014本の限定販売で、価格は6万円(消費税抜き)。

 1929年(昭4)に国産初の運転士が使う鉄道時計に指定された機械式19型懐中時計「セイコーシャ」のデザインを踏襲。針の色にネイビーを採用して時刻を読みやすくしている。イエローゴールドのケースや、90歳の「卒寿」を祝う紫色の提げひもで特別感を演出した。裏ぶたにはシリアルナンバーを入れる。

 ケースはステンレス製で、外径50・4ミリ×厚さ13・4ミリメートル。重さは82グラム。駆動方式は電池式クオーツで、電池寿命は約10年。

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「ひよっこ」時代の鉄道
日刊工業新聞2019年10月7日

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